代入演算子

All

2023.04.01

代入演算子とは

代入演算子は、変数に値を代入するための演算子です。代入演算子は、変数に値を代入するための「=」を使用します。例えば、以下のようなコードがあります。

int x = 10;

この場合、変数xに10が代入されます。代入演算子は、左辺に変数名、右辺に代入する値を指定します。

代入演算子には、以下の種類があります。

演算子	記述方法	意味
代入	=	右辺の値を左辺の変数に代入する
加算代入	+=	左辺の変数に右辺の値を加算し、結果を左辺の変数に代入する
減算代入	-=	左辺の変数から右辺の値を減算し、結果を左辺の変数に代入する
乗算代入	*=	左辺の変数に右辺の値を乗算し、結果を左辺の変数に代入する
除算代入	/=	左辺の変数を右辺の値で除算し、結果を左辺の変数に代入する
剰余代入	%=	左辺の変数を右辺の値で除算した余りを左辺の変数に代入する

表1.代入演算子の種類と意味

代入演算子を使用する際には、以下の注意点に注意する必要があります。

・代入演算子の左辺には、変数名が指定される必要があります。

・代入演算子の右辺には、代入する値が指定される必要があります。

・代入演算子を使用する際には、変数の型に合わせて代入する値の型を指定する必要があります。

・代入演算子は、右辺の値を左辺の変数に代入するため、代入演算子を実行する前に左辺の変数には値が入っていなくても問題ありません。

int x = 10;
System.out.println(x); // 出力結果: 10

代入演算子 = は右辺の値を左辺の変数に代入する演算子です。例えば、上記のコードでは int 型の変数 x に値 10 を代入しています。

そして、 System.out.println メソッドによって x の値を表示しています。

int x = 10;
x += 5;
System.out.println(x); // 出力結果: 15

加算代入演算子 += は、左辺の変数に右辺の値を加算して、結果を左辺の変数に代入する演算子です。

例えば、上記のコードでは、int 型の変数 x に最初に値 10 を代入しています。

そして、x += 5 の演算によって、 x に 5 を加算し、その結果である 15 を x に再代入しています。

int x = 10;
x -= 3;
System.out.println(x); // 出力結果: 7

減算代入演算子 -= は、左辺の変数から右辺の値を減算して、結果を左辺の変数に代入する演算子です。

例えば、上記のコードでは、int 型の変数 x に最初に値 10 を代入しています

。そして、 x -= 3 の演算によって、 x から 3 を減算し、その結果である 7 を x に再代入しています。

csharpCopy codeint x = 5;
x *= 2;
System.out.println(x); // 出力結果: 10

乗算代入演算子 *= は、左辺の変数に右辺の値を乗算して、結果を左辺の変数に代入する演算子です。

例えば、上記のコードでは、int 型の変数 x に最初に値 5 を代入しています。

そして、x *= 2 の演算によって、x に 2 を乗算し、その結果である 10 を x に再代入しています。

int num = 10;
num /= 2;
System.out.println(num);// 出力結果: 5

除算代入演算子 (/=)は、変数の値を指定された値で割り、その結果を変数に再代入する演算子です。

上記の例では、最初に num に10が代入され、その後 /= 演算子を使って2で割った結果である5が num に再代入されます。

つまり、num の値は5になります。

本記事では、代入演算子の基本的な使い方や注意点について解説しました。

代入演算子は、プログラミングにおいて頻繁に使用されるため、しっかりと理解しておく必要があります。